墨田区両国 整形外科 両国きたむら整形外科|リウマチ外来 腰痛外来 交通事故外来 認知行動療法

メニュー
TEL:03-6659-5173TEL:03-6659-5173

頸椎症性脊髄症

症状

頸椎症性脊髄症は、頸椎内を通る脊髄が圧迫されることによって痛みや神経症状が生じる疾患です。
進行するにつれ、運動機能や感覚機能に障害がみられるようになります。
運動機能の障害としては、箸が使えなくなったり、ボタンがけが困難になったりといった「巧緻運動障害」が現れたり、腕の脱力感、下肢への影響としては、歩行時に足がもつれてつまずきやすくなる、といった症状があります。
また、筋力低下や握力低下を招きます。
感覚機能の障害としては、上肢や下肢にしびれを感じたり、知覚が鈍くなったりといった症状が現れます。

主な症状

  • 細かい作業がしづらくなる。
  • 腕に脱力感がある。
  • 手足がもつれる。
  • 手足がしびれる。
  • 筋力低下や握力低下が起こる。

頸椎とは?

イメージ

頸椎は脊椎(せきつい)上部の首の部分にあたる骨で、7個の椎骨から成り、頸椎の英名Cervicalの頭文字を取って、上からC1~C7とも呼ばれます。
頭蓋骨につながる第1頸椎である環椎と第2頸椎である軸椎の間には環軸関節があり、頭部を回旋させる働きをしています。
各椎骨は椎体と椎弓からなり、その間を脊髄が走っています。
その部分は脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれます。

また、各椎骨の間には軟骨の一種である椎間板があります。
椎間板は、タイヤのゴムのような形をした薄い軟骨が層になっている線維輪と、その中のゼリー状になった髄核(ずいかく)でできています。
椎間板は柔軟性があり、脊柱にかかる負荷や衝撃を緩和するクッションとしての役割を果たし、脊柱を前後左右に曲げる動きを滑らかにしています。

主な原因

頸椎症性脊髄症は中・高齢者に多くみられ、ほとんどは加齢に伴って進行します。
加齢により、骨や椎間板、靭帯(じんたい)が変性することにより頸椎の脊柱管を通る脊髄が圧迫され、さまざまな症状が現れてきます。
同様に変性部分が脊髄でなく、神経根を圧迫している場合は、頸椎症性神経根症と呼ばれます。
また、日本人は脊柱管が欧米人と較べて小さいため、脊髄症が生じやすいとも言われます。

治療法

初期の場合には、消炎鎮痛剤による薬物療法や装具を着用する保存的治療を行います。
日常生活に大きな支障をきたすようなら、手術を行う場合があります。
また、足がもつれたり下肢が麻痺したりすることにより、転倒や転落を引き起こし、症状が悪化してしまうケースもあるため、進行度合いによっては早期のうちに手術を検討することもあります。