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環軸椎回旋位固定

症状

環軸椎回旋位固定とは、首が左右どちらかに傾いていたり、傾いたまま動かせなくなったりする「斜頸」と呼ばれる疾患の一種です。
症状としては首の傾きの他、無理に動かそうとすると痛みが走ります。
固定位が完成すると疼痛は軽減しますが、傾きは持続し、放置した場合には顔面や頭部の変形を来たすことがあります。
また、慢性化した場合には再発を繰り返すケースもあります。

主な症状

  • 首が曲がったままになって戻らない。
  • 首が動かせない。
  • 腕の感覚が鈍くなる。
  • 無理に動かそうとすると痛みが走る。

環椎・軸椎とは?

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頸椎の中で、第1頸椎は環椎、第2頸椎は軸椎と呼ばれます。
この2つの椎骨は他の椎骨と比べて特殊な形をしています。
環椎は直接頭骨を支えている椎骨で、他の椎骨にはあるような椎体と棘突起が無く、横突起が短く、形としては環状になっているのが特徴です。
軸椎は椎体上面に歯突起が垂直に伸びているのが特徴で、この歯突起は環椎と組み合わさり、環軸関節を形成しています。
環軸環椎には、頭部の回転運動をする働きがあります。

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主な原因

多くは小児期・学童期にみられる疾患です。
この時期では環軸関節面が浅く未発達であること、また周囲の靱帯には緩みがあるため、ちょっとした外傷や喉の炎症などによって発症することがあります。

治療法

早期の環軸椎回旋位固定の場合は、ほとんどが数日から10日程で自然に治癒します。
治療では、頸椎カラーを用いた装具固定や、喉の炎症が要因とされる場合には抗生剤による薬物療法が行われます。
1週間以上経過しても治癒しない場合には、牽引治療を行うこともあります。
関節変形がみられ、整復が困難な場合や神経症状を伴う場合には手術を行う場合もあります。