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ケーラー病(第1ケーラー病・第2ケーラー病)

症状

ケーラー病には、第1ケーラー病と第2ケーラー病(フライバーグ病とも呼ばれる)があります。
前者は足の甲の内側にある舟状骨に、後者は第2中足骨の骨頭部にそれぞれ発生する骨端症で、ケーラー氏により報告されたためこの名前が付いています。
症状としては、それぞれの部位に痛みが生じたり腫脹がみられたりしますが、第1ケーラー病では大抵の場合、成長と共に治癒していくことがほとんどです。
第2ケーラー病の場合、進行していくと中足骨頭に変形がみられることがあり、変形したまま成長が終了すると慢性的に痛みを生じたり、関節拘縮を招く可能性があります。

主な症状

  • 足の甲の部分/足の前部に痛みがある。
  • 腫れがみられる。
  • 痛みにより可動域制限が生じる。

足の骨格

イメージ

足の骨は7個の足根骨と5個の中足骨、14個の趾骨から成っています。
足根骨はかかと部分を構成する骨で、距骨(きょこつ)・踵骨(しょうこつ)・舟状骨(しゅうじょうこつ)・楔状骨(けつじょうこつ)・立方骨(りっぽうこつ)があります。
中足骨は足の甲の部分で、第一~第五中足骨まであり、足根骨と趾骨の間に位置します。
MTP関節と呼ばれる中足趾節関節は、趾骨との関節面とからなる中足骨頭があり、ほぼ球状の形をしています。
趾骨は手と同様に、母趾が基節骨と末節骨の2つの骨から成り、他の趾骨は基節骨と中節骨、末節骨の3つで構成されています。

主な原因

第1ケーラー病は幼児の4~7歳の男児に多くみられます。
繰り返し圧迫力がかかったことで血液の循環障害が生じ、舟状骨が壊死することによって起こります。
第2ケーラー病は、主に12~18歳位の女性に多くみられます。
第1ケーラー病と同様、血液供給不足による中足骨頭の壊死によって起こりますが、正確な原因はわかってないことが少なくありません。

治療法

第1ケーラー病では、症状は比較的短期間のうちに治癒していくので、治療法としては、激しい運動を禁止したり、アーチサポートを使用したりすることで舟状骨への負荷を軽くするといった保存療法を行い、自然治癒を待ちます。
第2ケーラー病では、進行していくと中足骨頭に変形がみられる場合もあるため、治療ではその変形を防止することが主眼となります。
アーチサポートを用いたりし、中足骨頭への負担を軽減させます。
関節に障害を来たし、痛みが残存するような場合には、手術を行うこともあります。