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槌指:マレットフィンガー

症状

槌指はDIP関節(指の第一関節)が木槌のような形で曲がったまま伸びなくなってしまった状態です。
患部には痛みや腫れが生じ、自分で伸ばそうとしても伸びないといった症状が現れます。
自動伸展はできませんが、他動伸展で(他人の手などを使って)伸ばすことは可能です。

主な症状

  • 指先に変形がある。
  • 指の第一関節が曲がったまま自力では伸ばせない。
  • 指先の関節部分に痛みや腫れがある。

指の構造【屈筋腱と伸筋腱】

手には前腕にある指の屈筋や伸筋の腱が伸びています。
掌側には指を曲げるための腱である屈筋腱、手の甲側には指を伸ばすための伸筋腱がそれぞれの指に伸びています。
これらの腱はその位置が大きくずれたり、浮き上がったりしないためにトンネル状になった腱鞘を通り、固定されています。

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主な原因

槌指は主に、バレーボールやバスケットボール、野球等の球技系の競技で起こり、ボールが指先に強く当たった時などに多く受傷します。
指が伸びた状態で指先にボールが当たるなどの強い力が加わると、指を伸ばす伸筋腱が急激に引っ張られ、損傷が生じます。
その損傷には大きく分けて2つのタイプがあります。
指を伸ばす腱である伸筋腱が断裂したために生じる腱性マレットフィンガーと、第1関節の伸筋腱が付いている骨が剥離骨折を起こした状態の骨性マレットフィンガーです。
いずれの場合も伸筋腱が末節骨に力を伝えられなくなるため、関節が伸ばせなく、曲がった状態になります。

治療法

槌指の治療法としては、伸筋腱が治癒するまで指先を伸展位で保持するために、ギプスやスプリント材等による6週間以上の固定が必要とされます。
受傷後、早期に適切な処置が行われないと腱や骨が癒合しなくなってしまい、手術が必要となるケースがあります。
また、剥離骨片が大きい場合などには、受傷後、早期に手術により整復固定を行ったりもします。