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変形性膝関節症

症状

変形性膝関節症は、膝関節のクッションとなる関節軟骨がすり減ることで、膝関節内の間隔が狭くなったり、骨同士がぶつかったりするため、膝の痛みをはじめ様々な症状が現れます。

主な症状

  • 膝に違和感がある。
  • 膝の曲げ伸ばしの際に痛みを覚える。
  • 膝が伸びない、曲がらない。
  • 膝が腫れている。
    重い感じがする。

膝関節の構造【関節軟骨のはたらき】

イメージ

膝関節は大腿骨・脛骨・膝蓋骨の骨で構成されており、大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節から成る関節です。
骨の周りには筋や腱、靱帯が付着し、膝の安定性を保っています。
膝関節の各骨の表面にはクッション役の関節軟骨があります。
この関節軟骨は、表面がとても滑らかで弾力性のある硝子軟骨(しょうしなんこつ)という軟骨で、骨が受ける衝撃を吸収したり、膝の曲げ伸ばしの際に起こる骨と骨との摩擦を防いだりする働きをしています。

主な原因

変形性膝関節症は、50~70歳代に多くみられますが、この原因は、加齢による軟骨の変性と考えられています。
膝関節は体の中で最も大きい荷重関節で、体を移動する際の重要な役割を果たしています。
その分、年齢を重ねるにつれて関節にストレスがかかり、膝の関節軟骨が次第に弾力性を失い、すり減っていくことで、関節の隙間が狭くなって、膝関節が変形することがあります。
また、加齢による軟骨の変性だけでなく、肥満やO脚、労働・スポーツなどによる習慣的な膝への負担が要因となったり、また骨折や靱帯損傷、半月板損傷などの外傷の後遺症として発症することもあります。
変形性膝関節症には内側型(O脚)、外側型(X脚)がありますが、膝関節では内側の方の荷重が大きいので、圧倒的に内側型の方が起こりやすいと言われます。

治療法

変形性膝関節症は、遺伝的な要因もあるため、完全に予防できるものではありません。
しかし体重による負担を減らす意味でも、肥満を解消することが重要になってきます。
基本的に、いったん変形してしまった関節は元の形には戻りません。
そのため、変形性膝関節症の治療においては、症状を緩和することや機能を維持することが治療の主な目的になります。

変形性膝関節症の治療方法としては、初期の段階では、温めたり冷やしたりといった温熱療法・冷却療法や、膝の曲げ伸ばし体操・ウォーキング等の運動療法等による治療など、保存的治療が行われるのが一般的です。
運動療法は血行を良くし、患部を温めて痛みを軽くしたり、関節の動きをスムーズにしたり、下肢の筋力を強化する目的で行います。
また、痛みや炎症を和らげるために鎮痛剤を処方したり、膝関節内にヒアルロン酸注射を打ったりする場合もあります。
保存的治療を行っても改善がみられず、日常生活に支障を来たすほどに進行した場合には、手術治療を検討することがあります。
手術には、関節鏡(内視鏡)手術、高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)、人工関節置換術などの方法があります。