墨田区両国 整形外科 両国きたむら整形外科|リウマチ外来 腰痛外来 交通事故外来 認知行動療法

メニュー
TEL:03-6659-5173TEL:03-6659-5173

膝蓋骨脱臼

症状

膝蓋骨脱臼は、大腿骨と膝蓋骨からなる膝蓋大腿関節に起こる脱臼で、膝蓋骨が正常な位置からずれている状態です。
膝蓋骨が脱臼すると、次のような症状が現れてきます。

主な症状

  • 膝を曲げると膝蓋骨が外側にズレる、もしくは外れる。
  • 膝が痛む。
  • 膝に力が入らず、ガクッとする。
  • 関節内に出血や腫れがある。

膝関節の骨格【膝蓋骨とは?】

イメージ

膝蓋骨とは、膝のお皿とも呼ばれている膝の前面にある骨で、人体で一番大きな種子骨(しゅしこつ)です。
種子骨は腱の中に埋まっている骨で、膝蓋骨の場合は、大腿四頭筋腱の中に埋まっています。
膝を曲げている状態では、大腿骨の溝部分に収まるような構造になっています。
膝蓋骨は、膝の曲げ伸ばしの際の筋肉の収縮を脛骨に伝える働きをしています。

主な原因

膝蓋骨脱臼は、ジャンプの着地やダッシュ後の急停止、急激な方向転換、膝を曲げた状態での外力などによって発生します。
多くは大腿骨に対して外側に脱臼し、膝を伸ばす太ももの筋肉である大腿四頭筋が急激に収縮した時に起こると考えられています。
外傷をきっかけに起こることが多いのですが、大半の例では何らかの素因が存在します。
生まれつき大腿骨溝の外側の山が浅かったり、膝蓋骨が上方にあって大腿骨に深くはまっていなかったり、膝蓋骨を留めておく靱帯が緩んでいたりする人は膝蓋骨脱臼を発症しやすいと言われます。
また、比較的女性に起こりやすいとされ、X脚や膝の関節が柔らか過ぎる人、膝の内側の筋力が弱い人など、いくつかの原因が考えられます。
脱臼した際は、ほとんどは自然に整復されるのですが、一度受傷すると再発する傾向があり、脱臼が習慣になりやすいのも特徴です。
また、外傷時や脱臼後に元の位置に戻る際に、膝蓋骨や大腿骨がそれぞれにぶつかることで骨軟骨損傷を伴う場合もあります。

治療法

膝蓋骨脱臼の治療法としては、まず保存的治療が行われます。
保存治療では、内側広筋や股関節内転筋群を中心とした筋力トレーニングと腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)のストレッチ等のリハビリを行いきます。
脱臼を繰り返し、スポーツ活動や日常生活に支障を来たす場合などには、内側膝蓋大腿靱帯再建術などの手術が行われることもあります。